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自分用思い出メモ。


by kozkozkozkozkoz
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・取り替え子 チェンジリング・ 大江健三郎

計らずも年を越してしまいました、ので2005年最初に読んだ本。
この本で初泣き(笑)

大江さんの本を読むのも初めてなので、どこまでが本当なのか
フィクションなのかノンフィクションなのかも分からん・・
義理の兄である伊丹十三さんの自殺に端を発しているのは間違いないんだけど
どうなんだろうな・・一応書き下ろし長編小説ってことですが!(←文体に影響が・笑)

内容は
古義人は小説家で、映画監督である妻の兄(吾良)とは学生時代からの友達。
その吾良が投身自殺してからの、録音されたテープによる吾良との対話(不思議だけど成り立っている)と再生、2人が「ガタガタになった」ある事件について、などが書いてある物語です。
人物なんかはそのまんまな感じなのよねー
実際大江さんの奥さんは伊丹監督の妹だし、子供の「アカリ」くんは「光」くんなんだろうし。
才能溢れる美しい子供だった吾良、、、伊丹さんも美しい子供だったんだろうなぁ。

記憶力のある人ってツライだろうな、と思いました。
古義人も吾良もタイプは違うんだけど(古義人は文章で、吾良は映像で記憶するタイプ)
忘れられない人達なんだよねー
ツライ記憶、嫌な記憶も忘れられずに蓄積されていくの。
耐えられない・・
あぁ~私はあほで良かった、、、としみじみ。

病気になった子供時代の古義人とおかーさんの会話がステキでした。

しっかし、親子間で夫婦間で、こんな会話してる家庭ってあるの!?
常におだやかで丁寧なのですよ。
ぱーとかぷーとか言ったりしないのかしら・・・ぷー。
by kozkozkozkozkoz | 2005-01-03 22:46 | 本日の読書