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自分用思い出メモ。


by kozkozkozkozkoz
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・血と骨(上)(下)・ 梁石日

「血は母より、骨は父より受け継ぐ」

舞台は戦前~戦後の大阪。
力にのみ頼って生きる在日朝鮮人、金俊平の半生。

よく知らないのですが、これノンフィクションなの?
フィクションにしては文章がヘタというか・・・力技で読ませはするんだけど、同じことの繰り返しだったり、もっと広げれば泣ける所のはずなのにあっさり流してあったり、次々!ってさくさく進みすぎたり、エピソードが多すぎる。
自伝的小説というのなら事実をなぞらなきゃいけないから仕方ないかなって感じなんだけど。

父と子の葛藤というより、圧倒的な暴力。
金俊平はただただ大きく恐ろしく強く自分勝手で守銭奴で猜疑心が強くて義理人情もなくて・・
なんで周りがガマンしてるのかが不思議。
儒教的精神?慣習?
働かされて殴られてそれでも離婚もせずに耐えるっていうのは日本人の、しかも現代っこのわたくしにはよく分かりまへん。
甥っ子たちも友達も。お給料を巻き上げられて、それでも電話が掛かってくれば駆けつけるのよね。
お酒を飲んで会話が口論になって、すーぐアツクなってケンカするのね。
抗議の意味を込めて自殺しちゃったりするのね。
ほいで皆さん仕事もないのに結婚するのね。
不思議なことばっかり。民族性の違いなのでしょうか?時代のせい?

冒頭↑のキャッチコピーは朝鮮では昔からこのようなことわざ(?)があるそうで
特に長男は父親に「お前は私の骨だ」と言われるんだそうですよ。
こんなとこにも家父長制。こんなとこにも男尊女卑。
死んでも骨は残るけど、血は残らないもんな~

映画化されてオダギリジョーさんがたくさん賞をもらったようですが・・何役だったんでしょ?どっちの息子?
あまりの勝手っぷりにキリキリさせられて、溜飲の下がるようなオチも付いてないんだけど、どう映画化されたのかなぁ。
つーか、2時間に収まるのかしらん?
by kozkozkozkozkoz | 2005-03-25 01:10 | 本日の読書