・黒と茶の幻想(上下)・ 恩田陸
2006年 07月 26日
太古の森をいだく島へー学生時代の同窓生だった男女4人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。
過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理を浮かび上がらせる。
あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。
「美しい謎」に満ちた切ない物語。
うーむ、おもしろい。
小説家に対する褒めコトバとしてはどうかと思うけど、上手い!
こちらまで深い森の中にいるような、真摯なキモチになりました。
内容的には4人がおしゃべりや思索をしながら山に登る、っていうだけなんだけど
なんで面白いのかねぇ?
旅のお題として「非日常」「美しい謎と過去への思索の旅」をあげているので、小さな美しい謎もちりばめられていて
あとは登場人物が、ひじょーうに出来すぎですけども魅力的な人物たちで。
ところで小説の舞台となっている屋久島(文中ではY島)ですが、私たちの旅の候補としても名前が挙がったことがあるんだけど。
結構ホンキで登山なのね!
80歳のヒトも登ったらしいので、行けないこともないだろうけど~
装備とか準備とか、必要なんだわ。
危ない、危ない。根性なしがふらりと観光で行ける所じゃなかった(笑)
これまた、このタイトルと紹介文じゃー自分じゃ絶対買わないので
読書倶楽部があって良かった。
顧問文庫。
ちなみに顧問も旅先で本が切れて、何でもいいや~と選んだらしい(笑)
過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理を浮かび上がらせる。
あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。
「美しい謎」に満ちた切ない物語。
うーむ、おもしろい。
小説家に対する褒めコトバとしてはどうかと思うけど、上手い!
こちらまで深い森の中にいるような、真摯なキモチになりました。
内容的には4人がおしゃべりや思索をしながら山に登る、っていうだけなんだけど
なんで面白いのかねぇ?
旅のお題として「非日常」「美しい謎と過去への思索の旅」をあげているので、小さな美しい謎もちりばめられていて
あとは登場人物が、ひじょーうに出来すぎですけども魅力的な人物たちで。
ところで小説の舞台となっている屋久島(文中ではY島)ですが、私たちの旅の候補としても名前が挙がったことがあるんだけど。
結構ホンキで登山なのね!
80歳のヒトも登ったらしいので、行けないこともないだろうけど~
装備とか準備とか、必要なんだわ。
危ない、危ない。根性なしがふらりと観光で行ける所じゃなかった(笑)
これまた、このタイトルと紹介文じゃー自分じゃ絶対買わないので
読書倶楽部があって良かった。
顧問文庫。
ちなみに顧問も旅先で本が切れて、何でもいいや~と選んだらしい(笑)
by kozkozkozkozkoz
| 2006-07-26 00:23
| 本日の読書