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自分用思い出メモ。


by kozkozkozkozkoz
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2005年 06月 28日 ( 1 )

列強諸国に蹂躙され荒廃した清朝最末期の北京。
その混乱のさなか、紫禁城の奥深くでひとりの妃が無残にも命を奪われた。
皇帝の寵愛を一身に受けた美しい妃は、何故、誰に殺されたのか?

↑いつもは、ちょーテキトウなあらすじを書いてますが、今日はめんどくさいので文庫本裏表紙あらすじそのままです。
「蒼穹の昴」の続編ということですが、歴史を知らないわたくしは
えーと、「蒼穹の昴」にそんなシーンあったっけ?
美しい妃が誰かに井戸に投げ込まれて亡くなるなんて小説が1編できるくらいのドラマチックなナゾが?
と思わず「蒼穹の昴」4巻を読み直すところから始めました。
あー記憶力が欲しい(笑)
でもね、覚えがないハズですよー書いてなかったもん!
なんと!「光緒皇帝が寵愛した珍妃は西太后の命により井戸に投げ込まれて殺された」
つーのは中国史の通説であり、誰もが知ってる「常識」なんだそうですよ。
し、知らなかった・・・私「誰もが」に入ってないわ・・・

・・・ということで、巻末に付いてる解説にそのまんまのことが書いてあって激しく納得しました。
(私は秩序を守って前から読むタイプなので解説やあとがきを先に読んだりはしないのさ)
あぁ、すんごい考えられてて私そのまんまハマってたのね。と(笑)
大丈夫です、この本は歴史を知らなくても物語として充分楽しめます。

歴史小説でありながら、関係者が一人ずつ証言していく形を取っていたり
ひとつの事象が個人の利権や思惑や感情によってこうまで変わるのかー!って鮮やかな変化を見せたり
新しくて読みやすくておもしろーい。
ただ「蒼穹の昴」を読んでないとそれぞれの人となりが分からないからここまで楽しめないかな?
まずもう久しぶりに春児や光緒皇帝に会えただけで嬉しかったですよ。うんうん。

そして。
皇后とともに側室も入内するのがこの時代のお約束だそうで、そこには嫉妬がドロドロしてるもんだと思うじゃーないですか。
ところが、光緒皇帝曰く
「天子(自分のことね)の寵愛は陽光である。陽の当る場所もあれば翳るところもあろう。
人は天を嫉むか、日輪を妬むか。」
ですって!!!
目うろこですよ。ぽろんぽろん。
人生晴れたり曇ったりだから、くもりでも「きぃ~~~くもりか!あっちは晴れやがって!」と思うこともなく
「いつかはこっちも晴れるべい~♪」と鷹揚に構えてられるのね。
そっかー陽光だと思えば嫉妬も起きないわね、たとえSE7ENが韓国に帰っちゃったって。
・・・なーんて、ムリムリムリムリ(笑)
側室にはなれそうもありません、わたくし。
by kozkozkozkozkoz | 2005-06-28 01:33 | 本日の読書